彼女たちの遊戯 第5話 特訓!
腹筋をするくるみに突然キスをする。まや。
これは、GLWに入団するためのテストであった。
トレーニングが終わり・・・いよいよ、本格的な練習に入ろうとしていた。
レスリング場に移動した。
実際のレスリング場を見るのがはじめてのくるみ。
あっちこっちキョロキョロと見まわしている。
同時に「この団体ってすごいお金あるなー」と驚くのであった。
まや「早速だけど、力を見せて欲しいから・・・私をどんな手をつかってもいいのでリングの外へ出してみて」
くるみ「あ、はい!!」
「はい」とは言ったものの・・・まだ、筋トレをしたばかりで「どんな手を使っても」と言われてもどうしてよいのか分からないくるみであった。
しかし、とにかく・・・ぶつかるしかないと思った。
くるみ「いきます!!」
まや「こい!!」
ぶつかっていく、くるみではあるが・・・まやの華奢な体を見て大丈夫なのか心配でもあった。
しかし、
まやは、びくともしなかった・・・
それどころか、姿勢も崩さず・・・くるみの力をも吸収どころか、倍増して返そうとしている。
さらに、ひと押ししようと前に出した くるみの脚をつかまえた。
まや「おっけ、受け身はとれるみたいね」
受け身は習ったわけではなく、自然に体でとったものだった。
それに、くるみはその覗き込む、まやと目があったが・・・トレーニング場とは違った眼付きに恐怖こそ覚えたのだった。
まや「練習場は90分しかとってないから、倒すまでがんばって!!」
くるみ「はい!!」
さっきは、まやの華奢な体をみて・・・力を抜いたが
今度は全力でまやに体当たりしてみた
まや「お、もう、わかったんだ。そうそう、重心を低くして」
これも、分かったわけじゃなく・・・体当たりでぶつかっていったら自然に重心が低くなっただけである。
しかし・・・まやはびくともしない・・・
一生懸命ふんばり・・・力を入れ続けると・・・重心があがってくるのがわかった
まや「ほら!がんばれ!!!」
しかし、どうにもならない絶望感にくるみは呑まれていた。
つづきは・・・順調にいけば明日・・・
第6話 立ち上がるへ続く・・・
カテゴリ : 妄想シリーズ
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