彼女たちの遊戯 外伝 ほのか と ごまゆ 3話 (最終回)
前回はこちら!まとめは、こちら!!
ほのかの受け身のトレーニングで・・・無理をしすぎたため・・・
医務室へ運ばれた・・・ほのか・・・
ほのかに・・・これまでの、いざこざを全部吐き出して自分の愚かさに号泣するごまゆが傍らにいた。
大桃「ちょっとーーーーーーーーー!!大丈夫なの?!」
大桃「静養とれば大丈夫とは言ってたけど・・・ずいぶんとやられたもんねー」
ごまゆ「先生・・・わ・・・わたしわたし・・・」
大桃「泣いてばっかりじゃだめだよ!!ちょっと、立ちなさい!!」
べちん!!!
ごまゆ「わぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!」
大桃「これで、少しは心が軽くなったでしょ!!大丈夫よ・・・ほのかちゃんは、将来最強になるんだから!!」
大桃「それより、ちょっとお願いがあるんだけど・・・彼女の妹がさぁー今日は休校で事務所で預かってるんだけど、彼女この状態だから・・・ご飯食べさせて、家に連れて行ってあげてくれる?」
ごまゆ「うっ・・・うっ!!」
蘭子(たぶん・・・小学校5年ぐらい・・・)「おーーーーーーーーーーーー!!久しぶりの外食だぁーーーーーーーー!!」
ごまゆ「好きな物頼んでいいよーーーーーーー!!」
蘭子「やったぁーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
蘭子「おーーーーーーーーーーーなんかすごいメニュー!!!いつも勝手にお姉ちゃんが注文しちゃうからー自分で選ぶのはじめてだよーーーーーーー!!」
ごまゆ「豆腐 430円たかっ!!!!!!」
蘭子「ここマクドナルドじゃないのにビックマックがあるよ?」
ごまゆ「五郎さんでも・・・『ここはないわぁー』って言いそうな店だね・・・」
※ 一応つっこんでおきましたwでもでも、MOD作家の方ありがとうございます<(_ _)>
蘭子「蘭子ねっ!!!アスムスの歌歌えるよーーー全部全部!!」
ごまゆ「おーーーすごいすごい!!」
蘭子「今度、ごまゆたんにも聞かせてあげるね!!」
ごまゆ「一緒に歌おうかぁ?」
蘭子「やったぁーーーーーーーー!!」
蘭子「お姉ちゃんなんかねー振りつけもできるんだおーーーーーー!!」
ごまゆ「すごいねーー私なんかすぐ忘れちゃうのにw」
蘭子「蘭子ねぇーずっと、ごまゆたんに会いたかったんだーーー」
ごまゆも、父親に育てられた・・・
一人っ子で・・・蘭子のように自慢の姉もいなかった・・・
しかし、こうやって蘭子と話していると・・・まるで、子供のころの自分と話してるようであった。
ごまゆ「え?いいの?あがっていいの?」
蘭子「いいよーーー蘭子のお部屋でもうちょっとおしゃべりしよ!!」
19時・・・いつも・・・ほのかが帰ってくる時間
しかし、19時をまわっても帰ってこないとわかると・・・蘭子は泣きだしてしまった。
ごまゆは思い出した・・・自分も仕事や付き合いで父親の帰りが遅くなると涙が枯れるまで泣いたものだ。
それは、家族を失ったものにしかわからない不安からくる悲しみであった。
蘭子「お姉ちゃんが帰ってこないおーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
ごまゆ「大丈夫大丈夫!!帰ってくるし、私がずっと一緒にいてあげるから!!」
ガタッ・・・
ほのか「こら!蘭子!!お姉ちゃんを困らせたらだめでしょ!!」
蘭子「おねえたん!!」
蘭子「お帰りーーーーーーーーーーーー!!!」
ほのか「ごめんねーーーこの子泣き虫だからーww」
ごまゆ「本当にすいませんでした・・・」
ほのか「いいのいいの!!練習でのことだから!!」
ごまゆ「わ・・・私・・・また、こうやってここに来てもいいですか?」
ほのか「いいよーー!!蘭子も楽しかったみたいだしー!!」
ごまゆ「ほのかちゃん・・・」
ほのか「え??」
自分にもこんな姉が欲しかったと思ったら・・・不思議と涙がまたあふれ出すのであった・・・
ほのか「え???え?????ちょっと・・・ごまゆちゃん?」
ほのか「甘えん坊が・・・増えちゃったよ・・・・」
蘭子「今夜はごまゆたんも泊まっていくといいよ!!」
ほのか「そうだねーー」
ごまゆ「やったぁーーーーーーーー!!」
ごまゆ「それから、何回もほのかちゃんちへ遊びにいってるーー」
ほのか「私は・・・大事な冷蔵庫のプリンを死守するのに大変だけどね・・・蘭子とごまゆで・・・」
ごまゆ「え??どうした??どうした?」
ほのか「なになに?」
梓「何・・・不意打ちしてるんですかぁーーーーーーーー!!!」
ほのか「梓にゃんが聞いてきたんでしょ!!!」
くるみ「よかったですねーーー!!」
留美「いい話きけましたーーーーーー!!」
梓「きっと読者が・・・『おい!!バトルなしかよ!!』って怒ってますよwww」
理沙「鬼の目にも涙ってこれだったんだ・・・」
ほのか「間違ってるぞ・・・それだったら、私が泣かなければならないって・・・私は鬼じゃない!!」
菜々美「とってもいい話でしたーーー!!」
ほのか「お前ら・・・湿っぽくなっちゃったから・・・2次回いくぞーーーーーーーーーーー!!」
一同「おーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
彼女たちの夜が今夜も更けていく・・・
カテゴリ : 妄想シリーズ
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